
本日は、お仏壇のお話しです。ご自宅にあるお仏壇ですが、四十九日の間は閉める?閉めない?の質問をとても多くいただきます。そのご質問にお答えいたします。これは諸説ございますし、お寺の教えによっても変わることがあります。どちらにも理由がございますので、ご説明させていただきます。まずは、【閉めない】という説ですが、お仏壇の中にはご本尊様が祀られています。ご本尊様は、皆さんや家全体を見守ってくださる存在です。常にご本尊様が家の中を見渡せることができるように開けておくという言われがあります。次に【閉める】という説ですが、昔は人の死は【穢れ】とされていました。穢れがお仏壇の中に移らないように扉は閉めると言われていたことが、閉めるという風習につながっております。どちらも間違いではありませんので、皆さんの菩提寺のご住職に相談してみるのも良いと思います。本日はお仏壇の扉を閉める、閉めない?のお話しでした。