
お盆の時期、日本の夏の風物詩と言えば【盆踊り】ですね。この盆踊りですが、なぜお盆に集まって踊るのでしょうか。盆踊りとは、ご先祖様を供養するための踊りです。現代では、夏のイベントとして行われることが多いですが、元々、仏教の行事として行われておりました。お盆にはご先祖様が帰ってくるという考えから、頬被りをして顔を隠し、踊ることによって帰ってきたご先祖様を演じたそうです。日本では三大盆踊りで知られる【徳島県・阿波踊り】【岐阜県・郡上踊り】【秋田県・西馬音内踊り】があります。それぞれ、地域の伝統や風習を守った踊りとなっています。他にも日本には数えきれない盆踊りが存在しますので、皆さんそれぞれ地元に帰省したときに他の地域との違いを比べてみるのも面白いと思いますよ。コロナの影響で中止になるところも多いと思いますが、日本の伝統行事ですから、またみんなで集まってご先祖様とともに盆踊りを楽しみたいものですね。